痛風
「朝起きたら足の親指が真っ赤に腫れて、歩けないほど痛い」
「お酒や肉を控えないと…と思っていたけど、とうとう来たかも」
「最近、健康診断で尿酸値が高いと言われた」
このような症状やお悩みがある方は、**痛風(つうふう)**の可能性があります。
けんたろう脳神経外科クリニックでは、痛風の診断・内服治療・生活習慣の指導まで一貫して対応しています。
突然の痛みにも、予約なしで受診可能な体制を整えていますので、お困りの際はご相談ください。
痛風とは?
痛風は、血液中の尿酸が高くなり、関節に尿酸結晶がたまって炎症を起こす病気です。
名前の通り、「風が吹いても痛い」と言われるほどの激しい痛みを伴う関節炎の発作が特徴です。
痛風発作の典型的な症状
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足の親指の付け根が赤く腫れて激痛(もっとも多い)
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足首・膝・手首などに起こることも
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発熱や全身倦怠感を伴うこともある
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数日から1週間程度で自然におさまるが、再発を繰り返す
痛風の原因とリスク因子
原因となるもの
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高尿酸血症(血中の尿酸値が高い状態)
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尿酸が作られすぎるか、排泄されにくいことが主な原因
痛風になりやすい方の特徴
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プリン体を多く含む食品やお酒が好きな方
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肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常など生活習慣病をお持ちの方
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脱水状態になりやすい方(夏場・運動時など)
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腎機能が低下している方
特に男性に多く、30代〜50代の働き盛りに好発します。
最近は食生活の欧米化により、女性や若年層でも増加傾向があります。
当院での痛風の治療
けんたろう脳神経外科クリニックでは、脳神経疾患の予防という観点からも、生活習慣病に関連する痛風の診療を大切にしています。
1. 痛風発作時の治療
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**非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)**で炎症と痛みを緩和
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コルヒチン(発作の抑制薬)を使用することも
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痛みが強い場合は安静と冷却を
※発作中は尿酸値を下げる薬の開始・変更は原則行いません。まずは炎症を抑えることが最優先です。
2. 尿酸値のコントロール
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発作が落ち着いたら、尿酸値を正常に保つための治療を開始
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尿酸の生成を抑える薬(アロプリノール・フェブキソスタット)
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尿酸の排泄を促進する薬(ベンズブロマロンなど)
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体質や腎機能に応じてお薬を選択
定期的な血液検査とともに、薬の調整を行います。
3. 食事・生活習慣の見直し
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プリン体の多い食品(内臓肉・干物・ビールなど)を控える
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水分をしっかり摂る(尿酸の排泄を助けます)
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減量・適度な運動の習慣化
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お酒は控えめに(特にビールと焼酎は尿酸を増やしやすい)
生活習慣のアドバイスも、無理のない範囲で丁寧にお伝えします。
痛風によって起こりうる合併症
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腎障害(痛風腎)…尿酸が腎臓に沈着する
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尿路結石…尿酸結晶が腎臓〜尿管にできて激痛を引き起こす
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高血圧・脳卒中・心筋梗塞などの動脈硬化性疾患
高尿酸血症を放置することで、脳血管疾患や心血管疾患のリスクも高まるため、当院のような脳神経外科での管理は非常に有意義です。
痛風についてのよくある質問
Q1. 痛風の痛みはどれくらい続きますか?
A1. 通常は3〜7日程度で自然に軽快しますが、初期対応で痛みの期間を短縮することが可能です。
Q2. 尿酸値が高いだけでは治療しないのですか?
A2. 症状がない場合でも、合併症予防のために治療が必要なことがあります。数値とリスクを総合的に判断します。
Q3. いったん痛みが引いたら、もう薬はやめていい?
A3. 発作が治まっても、体の中の尿酸は溜まったままです。再発予防には継続治療が大切です。
Q4. 痛風って遺伝しますか?
A4. **体質的に尿酸が高くなりやすい家系はあります。生活習慣の工夫で予防が可能です。
院長より
こんにちは。けんたろう脳神経外科クリニックです。
「痛風」は、強い痛みで日常生活がままならなくなるつらい病気ですが、早めに対処すれば、再発を防ぎながら上手に付き合っていくことができる病気でもあります。
当院では、痛風だけでなく、それに関連する生活習慣病や脳卒中の予防・管理まで幅広くサポートしております。
急な痛みから健康診断での尿酸値の相談まで、いつでもお気軽にご相談ください。
